共通世界観


基本

全てを創造した主神のもと、平行世界の数だけ神がいる。
以下、「神」とは各世界に存在するそれぞれの神を指す。
神が生み出されるのと同時に、その神が治めるべき世界が生まれる。
なお、世界間の行き来は可能であるが、自由ではない。詳細は後述


  • 主神以下の神の性質は大まかに正神と負神に二分される。
    • 比較的主神に忠実であり、平和を好む神を「正神
    • 比較的主神に反抗的であり、争いを好む神を「負神
    • 正神にも負神にも属さない、中立の立場を取る神を便宜的に「無神」
 と呼ぶのが一般的。
 しかし平和を求める故に争いを起こす正神や、友好的極まりない負神も存在する。
 主神への態度のみが明確な基準である。

  • 各神は創造時に付与された性質によって正負の別を主神から決定され、以来主神とは隔絶される、もとい主神から独立する。
    その為、各神における主神の存在は「知ってはいる」程度のものである。
    主神は神を創造した後、その神と決して関わらない。(そもそも主神が存在しているのもまた別の次元である)
    したがって、後年主神への態度を改めることもある。


種族

  • 各世界には以下の種族が存在する。

    • 神族
各世界を統治する神と、その眷属。
当人達がこの呼び名を使用するときは、眷属のみを指すことが多い。
    • 人間
各世界に暮らす、最も数の多い民の総称。姿は神に似せて作られ(個体差は大きい)、その後互いに交尾しあって繁殖する種族。彼らは魔力の潜在を知らない。
神の意向で、人間が存在しない世界もある。
    • 特殊種族
各世界に暮らす民のうち、明らかに人間と異なる性質及び魔力を持つ種族のこと。
姿や性質等を作る際、神がなにかしらの手を加えることで生じる。または、後述の「悪魔」と人間が交尾したのちに生じる。
一般のものに近い外見を持つが性質の異なる動植物もこれに分類される。
    • 精霊
純粋な魔力の集合体。特定の外見を持つためには、神がそのように作るか、精霊自身が望むかする必要がある。
魔方陣を介さずに魔法を行使できるため、意思を持った魔法そのものとも言える。
    • 天使
神に仕える生命。姿は神の意志によって決定される。
身体能力がとても高く、不老だが、一切の魔力を持たない。
主神はこの天使を眷属としている。
    • 魔族
魔力を後天的に与えられた、イレギュラーな天使のこと。または、魔力を覚醒させた人間が神によって天使と同条件の能力を与えられた場合、これに分類される。
前者は魔力付与のせいで、元々与えられていた姿を失い、歪に変化する。
世界によっては、負神信仰の人間や精霊が魔族と称されることもあるが、この場合はその世界の人間らが勝手に名付けた名称であると言える。
    • 悪魔
神と敵対する謎の多い存在。
太古の昔に絶滅した幻の種族だったが、ここ千年ほどの間に再び出現した。
    • その他
上記以外の動植物など。神が人間の亜種として創造したが、あまりにも姿形が異なるものばかりであるため、同じ名前で括ることをやめた。

  • 各世界、各種族が混在しているが、人間に限り普通に暮らしていれば他の種族と関わることはない。
その為、人間がどれほど普通に暮らしていても他種族の争いによって知らぬうちに世界が廃れてしまうこともある。
  • 神族は基本的に人間と関わろうとしない。人間好きの神はその限りではない。
  • 各種族共に、その世界を創造または守護する神によって呼称を設定されるため、呼び名が異なることがある。
  • 悪魔は名前だけ一人歩きする伝説のような扱いをされる。


魔法について

魔法とは、各平行世界に共通する概念である。
本来、様々な現象を起こすことができるものを「魔法」と呼ぶが、各世界において最も数の多い種族である人間は「魔法」について無知のまま生涯を終えることが多い。そのため、人間にとって「魔法」は未知のものであり、人知を超える不思議な現象だと言える。
なお、世界によって「魔術」や「魔導」など呼び名が異なる場合がある。

魔法を使おう!

魔法を行使する為には、魔力と魔法陣が必要となる。

人間が魔法を使うためには、本来関わらないはずの多種族と関わることによって魔力を覚醒させる必要がある。
天使が魔法を使うためには、とても強い魔力を宿した道具を使う必要がある。

魔力ってなんだろう?

魔法を使う料金のようなもの。あらゆるものに潜在能力として備わっている。
また、人間は魔力はあるが利用できないのが初期状態である。(魔法や魔力の概念を空想上のものとして捉えているため)

保有魔力の多少には個人差があり、多ければ多いほど強力な魔法を行使できる。
その為、同じ魔法陣を利用したとしても魔法を発動できる者とできない者がいる。
魔力は体力のようなものであり、消費されるが、休息をとることで回復する。

魔法陣ってなんだろう?

魔力を魔法に変換するもの。
図像や声紋によって組み上げることができる。
技名を叫ぶとすごいことが起こるのも、実はそれが魔法を起動させるスイッチだからなのだ!

魔法式ってなんだろう?

魔法陣の構成要素のことで、魔法の性質・内容を決定するもの。大きく、以下の三種に分類される。
  • 攻撃を目的とした攻撃式
  • 防御、肉体補助を目的とした防御式
  • 召喚、既に発動された魔法の調整を目的とした命令式




死について

この世界で死ぬとこうなる

全ての存在は魂(呼び名は異なることがある)+肉体でできている。
人間、特殊種族及び分類外の存在が死ぬと、肉体はそのまま死体として残るが、魂のみ「世界の裏側」へと飲み込まれる。
対し神族、天使、精霊、魔族は肉体も魂も「世界の裏側」に飲み込まれ、"死者"として生きていくことになる。
正神・負神は、肉体も魂も消滅する。
悪魔は元より「世界の裏側」に存在しているが、死ぬと肉体は滅び、魂のみとなる。

世界の裏側<パラディ・ペルデュ>

  • 悪魔たちの棲拠。唯一、神が存在しない世界。
  • 裏側の住人が表の世界に干渉するのは自由だが、表側の住人が裏側に(死ぬ以外の方法で)干渉することは基本的にできないし、禁忌である。
    一部の神は裏側に干渉する力を持っていて、死者を表の世界に引っ張り出すこと出来るが、それはルール違反にあたる。
  • 悪魔は神と敵対しているが、いちいち喧嘩を売るのは面倒なので基本的に無視する方針を掲げている。(神も、悪魔の強さを恐れているので、できれば関わりたくないと思っている)


それぞれのお話について

  • WWH/現人神の奏楽
正神「ミステロ」の治める、とある世界でのお話。
負神「アーリマン」がちょっかいを出しに来る。

  • Point!/色褪せぬ物語
正神「乾王・彩」の治める世界ターヴォロッツァでのお話。
負神「坤王」がちょっかいを出しに来る。

  • Bloody Knights/血染めの騎士
かつて負神「アンタレス」が治めていた世界でのお話。
今は人間達に世界が一任されているが、一波乱あるよというやつ。

  • P.D.D./悪魔の宴
各世界の神々と敵対するらしい「悪魔」たちのハートフルストーリー。
家族ものだと思う。

  • 最終更新:2021-06-21 02:36:58

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